2018.2.9

[vol. 018]

18 AKA DRIVER


初めてゴルフコースに行ったのは社会人二年目の時だったと思う。社員旅行がゴルフになり、慌てて親にクラブを送ってもらった。パーシモンのドライバーだった。数回練習して、(こんなものか)とコースに行った。朝一番のティーショットから曲がりまくり、バナナスライスを連発して同伴者に迷惑をかけてしまった。そのせいでそれから暫くやめてしまった。それから何年かすると周囲にゴルフを趣味とする人が増えて、プロゴルフ界にスーパースターも現れた。テレビで見たそのスイングの迫力に魅了され、新しくクラブを買い、ゴルフを復活した。クラブはアスリートモデル、小さなヘッドに重たいシャフトだった。友人とよくゴルフに行き、真っ黒に日焼けした。

40代になると仕事が忙しくなり、ゴルフ場から足が遠のき、年に数回プレイするだけになった。クラブを買いかえようとゴルフショップを訪れると大きなヘッドのドライバーばかり並んでいる。そのクラブで打つとどうも上手く打てなかった。そのせいで、また回数は減ってしまった。

「だめだよ、そんな打ち込むようなスイングじゃ。」

ずっとゴルフを続けていた友人に指摘される。

「そうなのかな。」
「そう、旧タイプだ。」

暫く練習に通ったけど、気持ちは晴れず、悩みつつもコースに通った。

「これ、向いてるんじゃないかな。」

友人に差し出されたドライバーは構え易く、いい予感がした。ボールを置いてショットをすると、「あっ!!」。気持ちよく振り抜くことが出来る。芯でボールを打ち抜いていく感じが蘇る。

「いいな、これ。」
「そうでしょ、プレゼントするよ。誕生日でしょ。」

今年はラウンドが増えそうだ。

製品詳細

3月2日発売のニュー”赤”シリーズのドライバー。安定性と飛距離性能にさらに磨きがかかっています。パワートレンチは深く長く、重心も深く低くなり、反発性能を高めただけでなく、安定性も高くなりました。アマチュアにとってスコアを左右するティーショットに自信を持って挑めるクラブです。オノフ契約プロに試打をしていただきましたが、構えやすい、ボールが上がりやすいと評判でした。前作は大ヒット商品でしたが、今回のモデルはさらに名器の予感が漂います。

外観では端正なデザインで美しい光沢のソールと、新鮮なダークネイビーカラーのクラウンが目立ちます。打っていただければ、爽快な打球音でショットの楽しさも高まります。振り心地に影響する慣性モーメントは、人間によるテストを繰り返して設定しました。振りやすさは、スイングの安定とヘッドスピードをアップさせますので、より安定して遠くへ飛ばすことに貢献します。

2月よりクラブオノフでは、買取額がアップする買い替えサポートや、レンタルクラブの充実、徹底的に新クラブを味わっていただく”AKA WEEK”の開催などを実施しています。ぜひお試しください。

ソールのパワートレンチは、前作より36%長くなり、幅も深さも拡大しました。よりリーディングエッジに近い場所に設定されています。クラウンのトレンチは前作では内部に設定されていましたが、こちらは外側に配置し長さも深さもアップ。たわみで初速の向上とともに、全体が平行に変形するため、オフセンターヒットにも強くなりました。

フェースは素材が、圧延6-4チタンから、高強度・高弾性のLD433+素材に進化しました。フェース裏側も、H型からV型になり、反発の高いエリアが上下左右に拡大しています。安定して高い飛距離性能を誇る秘密です。この性能を得るために開発陣は、繰り返し設計の見直しを行っています。

反発性能の試験データをフェースに当てはめています。上下左右に反発エリアが拡大しているのがお分かりいただけると思います。拡大のためには、フェース、クラウン等を何度も設計し直し、数ミリグラム単位で肉厚調整をして、適した場所に重心を移動させることで実現しています。

重心深さは1ミリ深くなり、高さは0.5ミリ低くなりました。僅かな数値ですが、この設計がボールの上がりと優しさに大きな影響を与えます。ソールやフェースのデザインだけでなく、クラウンの内側も設計変更され、重心位置移動に貢献しています。重心アングルも拡大し捕まりがアップしています。

ロフト10°のヘッドで、慣性モーメントは上下(2980→3050)、左右(4350→4550)、シャフト軸(7100→6850)に変更されています。上下左右のアップでミスヒットに強くなっています。シャフト軸慣性モーメントを下げることで、スイングタイプの許容度が高まり多くの人に振りやすいクラブになりました。

クラブオノフでは、本社フィッティングラボルームでのスタッフによるフィッテイングをリーズナブルに体験できたり、レンタルしてラウンドなどで試打することが可能です。ノーマルシャフトからラボスペックシャフトまでをお試しください。(ラボシャフト装着モデルのレンタルは3月から開始です)。

新設計のMP-518Dシャフトは、曲げとねじれの剛性変化を一致させた振りやすさをアップした優れたシャフトです。先端部は曲げ剛性を抑えつつ、あえてねじり剛性を高めていますので、捕まりやすくヘッドが走り安定性にも優れた先中調子のシャフトになっています。重さ:R2/44g、R/46、SR/51、S/56.

今回同時デビューしたのがTATAKI:50シャフト。重さは赤のノーマルシャフトのSと同じですが、トルクが4.7→4.0と小さくなり元調子になっています。手元の粘り感と先端のしっかり感で叩けるシャフトです。以前から試打会で要望が多かったスペックです。その理由は…。プレミアム限定ページでご覧ください。

ラインアップ

  • ■ONOFF DRIVER AKA
  • 価格:¥73,000~83,000+税
  • ヘッド:LD433プラスTiフェース+811Ti薄肉精密鋳造ボディ+アルミ合金ジョイントホーゼル+タングステン合金ウェイト
  • ロフト:9°、10°、11°(9°及び10°/R2、11°/SR・Sは受注生産)
  • SLEルール適合、ヘッドカバー付き詳しくはオンラインショップをご覧ください
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  • ■フィッティングラボルーム
  • 東久留米のグローブライド本社のフィッティングラボルームで最新の弾道計測器を使用して、最適クラブをフィッティング。オノフの標準仕様クラブを始め、ラボスペックのヘッドやシャフトをお試しいただけます。是非ご利用ください。AKAシリーズの徹底フィッティングを堪能できる「18 AKA WEEK」も開催します。ラボスペックシャフト装着モデルもございます。
  • フィッティングラボルームの詳細を見る >
  • ■レンタルクラブサービス
  • 興味のあるクラブを都合の良いタイミングでじっくりと試してみたい。そんなゴルファーのニーズにお応えする、試打クラブレンタルサービスです。標準モデルに加え、LABOSPEC SHAFT装着モデルが追加され、さらに充実のラインアップとなります。※LABOSPEC SHAFT装着モデルのレンタルは2018年3月より開始予定です。
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