オノフ契約選手である片山晋呉プロが、千葉県・浜野ゴルフクラブで行われました
「ISPSハンダマッチプレー選手権 ・決勝戦」にて、先週の覇者H・W・リュープロに
3&2で勝利し、ツアー31勝目を挙げました。
マッチプレーで日本ツアー史上最年長となる記録的な勝利でした。
8月1日から開催された本マッチプレーは総勢104人が参加し、途中中断をはさみましたが、
優勝するためには7回勝たなければならないハード試合。
今年、腰痛と戦いながらもトーナメントに参戦する片山プロには特にハードな試合でした。
特に4回戦では27ホールにわたる激闘になり、15~26ホールがソンヨンハンプロと
12ホールにわたってオールスクエアを繰り返す歴史的なラウンドとなりました。
準決勝でも21ホールをプレーし、片山プロは誰よりも多く浜野ゴルフクラブを回り優勝しました。
片山プロは、1973年生まれで、現在44歳。今年は腰痛が再発し、春先は棄権もあり、
ここまでの最高位は13位、賞金ランクも70位でした。長丁場のマッチプレーは、
ベテランにはきついスケジュールで若手が有利と思ってられたようです。
それを乗り越えたのは、5度の賞金王の実績と長いキャリアによる経験と試合勘によるものでした。
夏からスイング改造に取り組んでいる片山プロですが、優勝を決めた129ホール目の
イーグルは圧巻でした。パー5のティーショットは、ドライバーでフェアウェイを捉え、
2ndの残り209ヤードをユーティリティの5番でピン右1.5mに付けるスーパーショット。
クラブへのこだわりが強い片山プロ、特にフェアウェイウッドとユーティリティのスペックには
求めるのが明確で、オノフ開発スタッフの自信作でもありました。
今回の勝利で、賞金ランキングも4位にアップ。6度目の賞金王を狙えるポジションです。
今期の残り試合をぜひご注目ください。
片山プロ、優勝おめでとうございました。
オノフ契約選手である李知姫プロが、岩手県・安比高原ゴルフクラブで行われました国内メジャー
「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」にて、念願の今季初勝利を手にしました。
通算22勝、永久シード(30勝)まで残り8勝です。
2日目の9位タイから、3日目1位タイへジャンプアップし、迎えた最終日、
首位スタートでしたが、16番でボギーとなり後続に並ばれてしまいます。
ここからが、李プロの勝利へ向けての強い気持ちが前面に現れます。
17番は2.5mを沈めてバーディで単独首位に返り咲き、18番は6mをねじ込んでバーディ。
息の詰まるようなライン読みとパッティング。上がり2ホールのバーディとプレーは圧巻でした。
プロにとって大きなチャレンジとなる持ち球の変更を李プロは今年行っています。
ドローボールからフェードボールへ。年々、距離もセッティングも厳しくなるツアーに
向けてのプロの回答でした。序盤戦はショットがまだ安定せず、
今年の勝利を確信できなかったそうです。
ショットに悩むプロのためにオノフツアーサポートスタッフも全力で
様々なセッティングをしましたので、今回の優勝には感慨もひとしおです。
今大会では2打差の勝利となりましたが、キーとなったのは3日目の
パー4残り175ヤードをカップインさせたスーパーイーグル。
この時のクラブは、ユーティリティ5番。
最終日、首位に返り咲いた17番パー3のティーショットも同じUT5でした。
奇しくも、同日の男子トーナマネントで片山プロが優勝を決定づけた
イーグルショットも同じクラブ。
安定したショットも狙えるショットも可能にしたこのクラブですが
実は、李プロは今回のトーナメントに合わせて入れたものでした。
ショットの安定度が増した李プロ。今回の優勝で賞金ランキングは6位となりました。
賞金女王も狙えるポジションです。
今期の残り試合をぜひご注目ください。
そして、毎月のようにスーパーイーグルを繰り出すショットにも。
李知姫プロ、優勝おめでとうございました。
オノフ契約選手であるO.サタヤプロが、千葉県・ゴルフ5カントリーオークビレッヂで行われた
「ゴルフ5レディス」にて、最終日8アンダーの圧倒的なラウンドでまわり、逆転優勝しました。
ウェイティングからの優勝は女子ツアー初の快挙です。
当初は帰国予定で成田空港に向かっていたサタヤプロ。
直前まで変動するウェイティングリストが、1位になり急遽エントリーしました。
初日、2日目にトップと1打差の2位グループにつけると最終日は一気に8アンダー、64。
8バーディ、ノーボギーのプレーに「ゴルフゲームみたい」と2位以下の選手に思わせる圧巻のプレーでした。
サタヤプロは、タイ出身。アメリカでの武者修行、アジアツアーを経て2009年より
日本ツアーに参戦しました。愛称は”ムーちゃん”(タイ語です)。
2017年は、シード権を逃し、ステップ・アップ・ツアーを中心に出場しながら
ダイキンオーキッド(8位タイ)などのレギュラーツアーに出場していました。
キャディの方との二人三脚もツアーで有名で、ホールアウト後の二人の写真はとてもにこやかです。
サタヤプロは、ドライバー、アイアンに2017黒を入れています。オノフのツアースタッフとともに
調整を繰り返し、ゴルフ5レディス最終日では自在のショットを放っていました。
練習にも熱心で、トーナメント前には手首にテーピングをしていたほどです。
(ツイッターに動画がアップされています)
今回の優勝で、今後参加できるトーナメントが増えました。
今後とも応援をよろしくお願いいたします。
そして、O.サタヤプロ、優勝おめでとうございます。