LAST UPDATED:2025.03.04
ONとOFF vol.1
プレミアムコンペ2024(前編)

ようこそ小金井へ。
2024年12月、小金井カントリー倶楽部で行われたCLUB ONOFF メンバー限定イベントの模様をご紹介します。
通常はプレーすることができないコースでのラウンドをCLUBONOFFメンバーの皆様に体験していただき、ゴルフの世界を広げていただきたい。オノフの地元にあるコースでアットホームな雰囲気を味わっていただきたいという思いから、2019年、このプレミアムコンペは始まりました。
会場は小金井カントリー倶楽部。普段はメンバーの紹介・同伴者のみという国内屈指の名門倶楽部も、この日はCLUBONOFFの貸し切りです。


左=日本建築のクラブハウスは落ち着きがあり、スタッフの皆さんのホスピタリティが素晴らしいと評判です。
右=この歩道橋がインコースの入口。車が行きかう小金井街道を渡った先に別世界が広がります。
Mコロナ禍をはさんで今回で4回目。年数を重ねるうちにメンバー様どうしの輪も広がって、「やあ、またお会いしましたね」といったお声があちこちで聞かれるようになりました。おひとりで参加されている方、遠方からお越しの方も少なくありません。

M小金井CCがあるのは東京都小平市。中央線の武蔵小金井駅からタクシーなら1メーター、こんなところに18ホールが?という住宅街に囲まれた場所にあります。
開場は1937(昭和12)年。
PGAツアー45勝(うちメジャー11勝)を挙げ、人気プロとして大活躍していたウォルター・へーゲンがコース設計にあたりました。
現在のヤーデージはバック6,760ヤード~ゴールド6,101ヤードのパー72、コースレートは72.2(バック・Aグリーン)。
ほぼフラットなフェアウェイには歩きのプレーが苦にならない程度の緩やかな起伏が施されています。


Mホール間をセパレートする豊かな樹林の景観もよく、一見すると穏やかな印象ですが、砲台状のベント2グリーンはどちらも小さめ。背丈以上の深さのバンカー群がガードするホールもあって、グリーンに近づくほどショットの正確さが問われます。
60年代にはA.パーマーやJ.ニクラス、G.プレーヤーらが来場、また、古くから文化人にもこのコースは親しまれてきました。
作家の丹羽文雄(1904-2005)もそのひとり。51歳でゴルフを始めて6年でシングル入りを果たし、81歳でエージシュートを達成した文壇きってのゴルファーです。
その腕前に柴田練三郎らが教えを乞い、のちに多くの作家達が集い発足した「丹羽ゴルフ学校」を小金井CCでもたびたび開講。練習場では最新モデルのクラブを試打したり、所属プロのレッスンを熱心に受けたりもしていたそうです。≪参考『ゴルフ上達法』丹羽文雄著 潮出版社1993年≫


プレミアムコンペ当日の練習場の様子。
左=ドライビングレンジでデモンストレーション中の浅地洋佑プロ。
右=アプローチ練習場では向江寛尚プロがレッスン
M練習場はクラブハウスのすぐ隣にあり、180ヤード・10打席のドライビングレンジとアプローチ練習場、バンカー練習場、パッティンググリーンがそろっています。 隅々まで整備が行き届き、街中のコースにいるのを忘れてしまいそうな広々としたスペースで思う存分、練習に打ち込める。実にうらやましい環境です。
プレミアムコンペではこの練習場で、オノフ契約プロとサポートプロによるマンツーマンレッスンや最新クラブの試打などを行いました。
その模様は次回、参加された皆様のご感想やラウンド中のレポートとあわせ、詳しくご紹介します。
