2021.8.19

[vol. 01]

オノフ『島』紀行


vol.1
スタイルの原点は島にあり

スコットランド、ニュージーランド、
国内では八丈島や長崎県の小値賀島(おぢかじま)など、
オノフはこれまで各地の島に出かけ、カタログ写真や
ムービーの撮影を行ってきました。
どこもたいてい風が強く、ボールの行方はなすがまま。
たとえアンラッキーに転がっても、それを受け入れ、愉しめばいい。
オノフの考えるゴルフスタイルに島のコースは
とてもぴったりくるからです。

海沿いの小さなゴルフ場は地元の方達が
毎日、散歩をするように訪れる場所です。
旅人の参加も大歓迎。島自体が自転車で1周できてしまうような
限られた空間ですからすぐに顔なじみになって、
自分がこの土地にちょっと詳しくなっていくのを感じます。
ゆっくり流れる島時間にも次第に体が慣れていって、
その心地よさといったらありません。

リタイア後、世界各地を旅しているシングルプレーヤー氏は
「島ゴルフの一番の魅力はそこから見えてくる景色」とおっしゃいます。
「ゴルフ好きな人が集まって、島でゴルフをしたいと造り、
育ててきたゴルフ場は、内地の立派なコースと比べたら、
確かにプレーの面白みに欠けるところもあるでしょう。
でもそこで感じる素朴さは、セントアンドリュースのオールドコースや
カーヌスティに通じるところがあるような気がするんです」

羊の風よけの窪地がバンカーになった頃の、
いにしえのゴルファー達から連綿と続くゴルフの根っこのような部分を、
島のゴルフは受け継いでいるのかもしれません。

大島からのお誘い

先頃、私達オノフのスタッフに
「島ゴルフの新たなプロジェクトに加わりませんか?」
というお誘いがありました。
場所は東京都大島町。都心から最も近い離島、伊豆大島です。
島では唯一のゴルフ場である『大島ゴルフクラブ』が
昭和31年から営業を続けてきましたが、
地元ゴルファーの皆さんのお話では、近年は休眠状態と言ってよく、
皆さんが自身でプレーするために
ボランティアでコースのメンテを行ってきたそうです。

それが今年から新たな事業者の下で手を入れることが可能になり、
『伊豆大島リゾートゴルフクラブ』として再出発することが決定。
クラブオノフもお誘いを受け、運営をお手伝いすることになったのです。

小高い丘の上にあるクラブハウスの前からスタートし、
ティを変えて9ホールを2周するプレースタイルは変わりません。
島にゴルフショップはありませんが、最新モデルを試していただけるように、
レンタル用にオノフのクラブとキャディバッグ、サンデーバッグを
メンズ、レディス揃えてご用意します。
クラブハウスはゆったりくつろいでいただけるスペースに改装、
オノフテイストで統一し、カフェも併設する予定です。
オノフ使用プロの菰田依未プロが
コースのアンバサダーを務めることが決まり、
ギアやアクセサリーなどのカタログ撮影もすでに始まりました。

正式オープンは10月の予定で、
コース主催のレッスンツアーも企画中だそうです。
ブームというとちょっと大袈裟かもしれませんが、
伊豆大島に今、ゴルフがキテいるのはまちがいなさそうです。

コースから見る紺碧の海は美しく、
方々でとびきりの絶景に出会えます。
東京からだと竹芝埠頭で高速ジェット船に乗って1時間45分、
調布から飛行機ならわずか25分と日帰りも十分可能ですが、
ここはぜひ前泊して新鮮な魚介類や郷土料理を味わい、
温泉に浸かり、海から昇る朝日を体いっぱいに浴びて
スタートできるよう、泊まりがけで来島されるのがおすすめです。

次回から島ゴルフの魅力と伊豆大島リゾートゴルフクラブについて
さらに詳しくお伝えしていきたいと思います。

文(一部写真も)/オノフ担当 朝岡郁雄

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