2018.10.19

[Part. 8]

Part. 8 飯島プロ 最高のパフォーマンスを発揮する秘訣を飯島プロにインタビュー。

ツアープロは一年中、全国津々浦々をトーナメント転戦している。体力的な疲労は計り知れない。その一方で、試合中にはプレッシャーやストレスも受ける。心身とも充実していてこそ最高のパフォーマンスを発揮できるだけに、ツアー通算7勝を数えるチームオノフの飯島茜はどのようにして対処しているのだろうか。そのメソッドはアマチュアゴルファーのスコアメイクにもきっと役立つはずだ。

- ツアーは長丁場ですから、肉体的な疲労も相当たまりますよね?

「日頃からトレーニングをしたり、ジムに通ったりして体力作りに努めています。ゴルフ以外のトレーニングも何か始めたいと思っていたのですが、偶然の出逢いがあって…」

- 新しいトレーニングを取り入れたのですか。

「まつ毛のエクステショップへ行った際、そこの女性スタッフがプロのキックボクサーだったのです。色々と話しをして行くうちにジムに体験入門することになったのです。そのジムで、パーソナルトレーナーについてもらい、ミット打ちなど指導してもらいました。キックもあるんですよ」

- 何分ぐらい行うのですか。

「3分やって1分の休憩。タイマーが設置されていて、計45分です。『もっと強く蹴って!』とか言われるんですよ(笑)。正しいフォームがありますから、鏡に映しながらチェックもしますね。足のステップが良くないと強いパンチが出せません。瞬発的な動作はゴルフにも似ていますが、すべてがゴルフに連動してはいないと思います。」

- 体力作りには良さそうですね。

「ゴルフの練習は仕事ですから、ストレス解消とは無縁で結果が求められます。その点、キックボクシングは趣味ですから、ストレスは溜まらず、汗が流せて『楽しかった』で終われます。
ゴルフ以外の他のスポーツをしていませんでしたから、ゴルフ以外の運動神経が鈍っていたようにも感じます。ゴルフには直接影響がないかも知れませんが、脳には良い刺激が与えられていると思います。」

- ラウンド中はストレスの他に、優勝争いともなればプレッシャーも受けると思いますが、どのように対処しているのでしょうか。

「これまで練習してきたことを出せるかどうかですよね。まずは緊張していることを察知し、それを受け入れ、練習して来たのだから大丈夫という気持ちを強く持つことです。
私はせっかちな性格なので帯同キャディーには、それを指摘してもらうようにもしています。歩くスピードをはじめ、様々な動作が速くなってしまうので、その悪癖に陥っていたら声を掛けてもらうのです。リズムを一定に保つためにもルーティーンを変えないことが大切ですね。
そして、緊張した際の結果をデータとして頭に入れておく。経験に引き出しを増やすことも重要だと思います。」

- アマチュアゴルファーは飛ばし願望が強いのですが、アドバイスをお願いします。

飛ばしたいなら新オノフドライバーを使うのが一番ですよね(笑)。次の方法としてはミート率をアップさせることです。
スイングプレーンも大事ですが、いつも同じ所でボールを捕らえないと飛びません」

- 新オノフドライバーに換えたならミスヒットの許容性が高いので飛ばせる。

そうですね。他に打ち方としては、クラブを短くもつことです。クラブが長くなるほどジャストミートするのが難しくなりますからね。」

- 確かに、6番アイアンよりもシャフト長の短いサンドウェッジの方がやさしく打てます。

「ドライバーショットに関して言うなら、ボール位置がスタンス中央寄りだとカットに振ってボールが上がらず、飛びません。ターゲット方向へ振り抜いてフィニッシュが取れるボール位置を再確認してみてください。
スイングリズムが早くなってしまうとバックスイングでの肩の捻転が少なくなるので、それも注意が必要です。」

- 優勝争いの緊張した場面では、リズムがどうしても速くなりがちですよね?

「はい。風が強い時もクラブを早く戻したいという本能が働いてしまう。ですから、『ゆっくり』振ることをいつも心掛けています。」

- 手先ではなく、大きな筋肉を使ってクラブを振り上げたり、ヘッドの重みを感じながらスイングしたりすることが大事なのですね。
最後にもう一つ。アプローチのアドバイスもお願いします。

「サンドウェッジのフェースを開いて打つのは、ミート率が低くなるので難しい。ミート率を高めるためにもボール位置を右足寄りにセットし、パター感覚で転がし寄せることをお勧めします。クラブ選択もSWだけでなく、50度のアプローチウェッジや7番アイアンなどライや距離によって変更することも重要ですね。」

- 「寄せの基本は転がし」ですね。ありがとうございました。ツアー後半戦の活躍を期待しています。

「スイングはゆっくり、朗報は早くですね。がんばりますので応援よろしく願います。」

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