2019.05.10

[Part. 19]

Part. 19 チーム・オノフMENS 開幕戦インタビュー

東建ホームメイトカップで今季男子ツアーの国内戦が開幕した。
昨年のショットスタッツも獲得賞金額もすべてがリセットされ、新たなスタートラインに立つ。練習日、チーム・オノフの片山晋呉、浅地洋佑ともに、調整に余念がなかった。その合間を縫ってインタビューに応えてくれた片山も浅地も充実したオフシーズンを過ごした表情だった。果たして今年の男子チーム・オノフはどんな活躍を見せてくれるのだろうか。

ツアー通算31勝、賞金王タイトルを5度も獲得している永久シード選手の片山晋呉。しかし、昨年は13年から続いていた年間1勝以上の記録が「5年」で途絶えてしまった。未勝利に終わったことで、期することがあったようだ

- 年間1勝の連続記録にストップが掛かってしまっての19年シーズンを迎えました。それだけにオフシーズンは、これまでとは違った過ごし方をしたのでしょうか?

片山「去年は久々に成績を残せませんでしたからね…」

- 未勝利。賞金ランキングも5年間ベスト10入りを果たしていましたが、残念ながら昨年は46位に終わりました。

片山「僕も(1月31日生まれ)45歳。いろいろな感覚にズレが出て来ている。出て当然ですが。そこかな?と思うところがあって、若いころは何とかそれでも出来ていましたが、長年思って来た『二つ』がズレの要因なのかも知れない。そうなら、(スイングの)余分な部分を消すためにもスイング改造に取り組むことを考えました。
すぐには上手く行かないかも知れないけれど、どハマったら…とも思います」

- オフはスイング改造に充てたのですね。

片山「20年ぶりの本格的なスイング改造ですから、(その結果が)どう出るか楽しみです。
50歳で(シニア)世界一になりたい! それまで4シーズンありますから、このスイング改造が上手くハマったなら、ゴルフ人生がさら長くなると思う」

スイング改造の良否が問われる開幕戦初日。2バーディー・1ボギー70(53位タイ)。2日目4バーディー・1ボギー68(22位タイ)、3日目2バーディー・2ボギー(28位タイ)そして迎えた最終日は1イーグル・3バーディー・3ボギー69で回って29位タイ。

- 大会4日間での新スイング投入は如何でしたか。

片山「少しずつ出来たと思います。スイングよりも、歩けませんでした(苦笑)。去年の12月からおよそ5カ月間で4日間連続のラウンドはしていませんでしたからね」

- スイング改造を目指し、練習場での打ち込みばかりだったためですね。

片山「実戦不足、ラウンド不足。まだまだこれからです。良くなって行くと思うし、(スイング改造の)手応えは掴めました」

- 収穫のあった4日間になって良かったですね。次戦からのさらなる活躍を期待しています。

昨年はベスト10入り2回を果たし、2年連続の賞金シードを獲得した浅地洋佑は、真新しいキャディーバッグを携えて練習ラウンドに取り組んでいた。

- まずはご結婚おめでとうございます。

浅地「ありがとうございます」

- 一家の主となって初めて迎える新シーズンですが、オフは例年以上に忙しかったのではありませんか。

浅地「ゴルフに専念することができましたから、調整万全で開幕戦を迎えられたと思います。
宮崎県のオフトレ合宿でボールの打ち込みもラウンドも十分熟せました」

- 今年の目標は?

浅地「優勝争いに1回でも多く加わること。それを繰り返せたなら、目標のツアー初優勝も飾れると思っています。
ショットの不安はなく、あとはパット次第ですね」

- ツアー序盤戦の課題はパットでしょうか。

浅地「春先はグリーンの芝の状態がまだ落ち着いていませんから、ラインを読み切るのが難しいし、風が吹くことも少なくありません。風が吹くとグリーンが乾き、速さも変わって来る。午前と午後のスタートではグリーンコンディションがガラリと変わってしまうことが多いんですよね(笑)」

- 体つきがひと回り大きくなったようにも見えますが。

浅地「トレーニングもしっかり行っています。このオフは下半身の強化と体幹のアップを重点的に行いました。その成果を一試合でも早く出せたら嬉しいです」

- 何か不安はありませんか?

浅地「まったくありません。期待で一杯です」

そんな浅地は開幕戦初日3バーディー・2ボギーの53位タイ発進。予選通過が懸かった2日目は2バーディー・2ボギー・1ダブルボギー73でフィニッシュ。79位タイに終わり、予選通過を果たせなかった。
「たまたま運がなかっただけだと思います。ダブルボギーになってしまったのは、打った途端に強いアゲンストの風が吹き、大ショート。バンカーに捕まる形となり、ボールは砂にすっぽり埋まってしまっていました。目玉のライ。仕方ありません、春ゴルフの洗礼だと割り切っています。ショットもパットもそれ自体は決して悪くはありませんでしたし、ただ噛み合わなかっただけですから。次の試合で帳消しにしてみせます」。
予選落ちを喫した浅地だったが、逆にその悔しさをバネにしてみせる。そんな気持ちが強く感じられるコメントを残し、クラブハウスを後にしたのだった。

(文中敬称略)

BACK NUMBER

  • 2019.07.18
  • Part.24
    2019 大城さつきインタビュー
  • 2019.06.20
  • Part.23
    飯島茜プロへの特別インタビュー!
  • 2019.06.13
  • Part.22
    2019 浅地洋佑インタビュー
  • 2019.05.30
  • Part.21
    2019 李知姫インタビュー
  • 2019.05.17
  • Part.20【特別編】
    チームオノフ浅地洋佑 歓喜の初優勝インタビュー
  • 2019.05.10
  • Part.19
    チーム・オノフMENS 開幕戦インタビュー
  • 2019.04.26
  • 【特別編】
    李 知姫プロ、『KKT杯バンテリンレディスオープン』優勝
  • 2019.04.19
  • Part.18
    黄アルムプロインタビュー
  • 2019.03.22
  • Part.17
    2019 開幕戦とツアー展望コラム
  • 2019.03.15
  • Part.16
    2019国内女子プロゴルフツアー開幕
  • 2018.12.27
  • Part.15
    2018 女子プロ座談会
  • 2018.12.14
  • Part.14 伝 昌夫氏
    2018 ゴルフツアーに想う
  • 2018.12.7
  • Part.13 伝 昌夫氏
    2018 ツアー追憶 / 浅地プロ
  • 2018.11.16
  • Part.12 O・サタヤ
    アベレージゴルファーへ、スコアメイクに役立つアドバイス。
  • 2018.11.09
  • Part.11 O・サタヤ
    ツアーでの心構え、トレーニング、アイアンショットのポイントなどをインタビュー。
  • 2018.11.2
  • Part. 10 大城プロ
    飛距離アップやアプローチへのアドバイス。キーワードは「シンプル」。
  • 2018.10.26
  • Part. 9 大城プロ
    国内女子ツアー終盤戦に向けて、目下の目標とは。
  • 2018.10.19
  • Part. 8 飯島プロ
    最高のパフォーマンスを発揮する秘訣を飯島プロにインタビュー。
  • 2018.10.05
  • Part. 7 飯島プロ
    ツアー後半戦への意気込みや新「オノフドライバー赤」を語る。
  • 2018.09.21
  • Part. 6 李プロ
    NEW 赤への想い、飛距離UPの練習法、アプローチの考え方などを語る。
  • 2018.09.05
  • Part. 5 李プロ
    李プロ 新「オノフドライバー赤」で日本タイトル2年連続Vの偉業へ挑む!
  • 2018.08.09
  • Part. 4 李プロ
    稀代のショットメーカー李プロにインタビュー。
  • 2018.06.29
  • Part. 3 浅地プロ
    第二シードを獲得し、飛躍が期待される浅地プロにインタビュー。
  • 2018.05.31
  • Part.2 大城プロ
    新たにオノフ契約プロとなった大城プロにインタビュー。
  • 2018.05.07
  • Part.1 片山プロ
    開幕前トレーニング、今シーズンの手応えをインタビュー。