2019.09.20
- 5人によるプレーオフを制しての今季2勝目達成、本当におめでとうございます。
浅地有難う御座います。試合前は、自分が勝てるとは思っていなかったので、(優勝が)転がり込んできたという感じもあるんですけどね。
もちろん、大会2日目以降は良いプレーが出来ていて、ゴルフ内容自体にはとても満足はしていました。でも、プレーオフにも残れるなんて思ってもいませんでしたし、ましてや優勝出来るとは考えてもいなかったので、すごく嬉しいです。
- 大会初日は2バーディー・3ボギー。1オバー・65位タイでしたが…。
浅地ですよね(苦笑)。前日に雨が降り、グリーンが重くて風は強かった。それに午後スタートだったこともあり、グリーンが荒れていて、タッチを合わせるのに苦労しました。しかし、翌日の2日目は午前スタートでしたし、朝のパッティンググリーンでタッチがとても良かった。
- 2日目は5バーディー・1ボギー68。通算3アンダー・33位タイで予選を通過。3日目は8バーディー・2ボギー66の通算9アンダー・11位タイに急浮上し、最終日が65。日ごとにスコアを更新していった感が強いですね。パットもショットも好調だったのでしょうね。
浅地はい。上手く噛み合ってくれました。それと、開催週の火曜日の練習ラウンドの際、5番ウッドを新しく作って頂いたのもハマりました。
- 新しいオノフ黒のフェアウエイウッドですか?
浅地そうです。ドライバー、3番ウッドの流れでリシャフトして頂きました。水曜日のプロアマ大会で一度打ったのですが、好感触だったので即投入に踏み切りました。
例えば最終日では8番、11番ホールのパー3のティーショットはいずれも5番ウッドで打ち、8番ホールはパー、11番ホールでは1メートルのベタピンショットを打てました。
- サンデーバックナインで威力を発揮してくれたのですね。それは凄い武器だ。ツアープロが求める5番ウッドとは、どんなクラブなのでしょうか?
浅地球質が強過ぎず、ボールのスピンコントロールがしやすく、グリーンを狙った際には狙った地点に止まってくれるのが理想です。スピンコントロールしやすいほど弾道の高低、ドローやフェードの球筋が打ち分けやすくなる。その点でも新しいオノフ黒はベストです。
- 心強い味方がキャディーバッグの中に加わっていたことも2勝目を引き寄せた要因に一つですね。
5人プレーオフを制した2打目のベタピンショットは?
浅地中空ヘッドの新オノフアイアン8番でした。ピンまで145ヤード。8番か9番アイアンか迷いましたが、ショートしたのでは下の段に転がり戻る可能性があったことから、8番を選択しました。
- ウイニングパットとなったバーディーパットは?
浅地カップまで1メートル強で、本戦と同じ上りのスライスラインでした。
- 今季の大ブレーク理由は何でしょうか。
浅地スコアが多少悪くても精神的に落ち込まなくなったというか、気持ちの切り替えがうまくなったような気がします。もちろん、それだけで優勝が出来たわけではないと思いますが、技術面よりも精神面が一番変わったと思います。技術面に関してはまだまだ足りない点が多々ありますが、緊張した場面で余計なことは考えず、ただ振ることに集中できていることが好結果に結びついているように思います。
- 今年12月には父親になるそうですね。
浅地はい、お陰様で。(妻の)お腹が日に日に大きくなって実感がわくというか、もう一人家族が増えると思うと「もっと頑張らなければ!」と強く感じます。
この優勝で賞金王のタイトルに近づいたとは思いますが、それを意識しつつ、でも賞金王タイトルにばかり気を捕らわれないようにしたいです。初優勝した時点では賞金ランキングが1位だったから、このまま終わったら賞金王だと思ったこともありました(笑)。 賞金王になるためには1円でも多く稼がないといけない。ですから、これからも極力無駄なミスはしないように、しょうもないゴルフをしない、無駄なスコアを減らすように努力して行きます。
- 今季初優勝後は、10月のZOZOチャンピオンシップ出場を目標に掲げていましたが、2勝目達成で当確ランプが点灯しました。新たな目標となると?
浅地次の優勝です。それがメジャー大会となれば最高です。
- 日本タイトル奪取ですね。期待しています。年間3勝目に向け、さらに活躍してください。今日は有難う御座いました。