2020.02.13
2020年モデル「オノフ赤」シリーズの最新モデルが4月4日に発売予定! 「すべてが芯のフルコアデザイン」をコンセプトに開発された新製品ドライバーでは、2タイプがラインアップされている。1月に行われた新商品発表会に同席したチームオノフの李知姫も早速試打し、「早く使いたい!」と絶賛した。20年シーズン開幕までおよそ1カ月。オフトレ合宿を経て開幕戦の臨むという李知姫に、今年に賭ける意気込みをインタビューした。
- 4月発売の最新モデル「オノフ赤ドライバー」とオノフ史上最大のMOI(慣性モーメント)を誇る「オノフ赤RD5900ドライバー」を試打しての第一印象から話して頂けますか。
李今使っているドライバーよりもヘッドがシャローで大きく見えると聞いていましたが、実際に構えてみるとまったく気になりませんでした。打感が凄く良くて、早く使いたいと思いました(笑)。
フェースにボールが乗った打感はもちろん柔らかく、捕まりも良く、ボールを押して行ける印象を受けました。球離れが早いと球筋をコントロールするのが難しくなりますからね。
- 相当の好印象を抱いたようですね。
李はい。開幕戦からぜひ使って行きたいですね。
- 今季開幕戦は3月5日から始まりますが、それまでのオフはどのように過ごす予定ですか。
李渡米してサンディエゴで例年どおり1カ月ほど合宿します。米女子ツアーに参戦している後輩プロ2、3人との合同合宿です。
- どんな合宿メニューなのでしょうか。
李朝6時前からウォーミングアップをして練習場へ向かい、ボールを打ってから朝7時にはトップスタートでラウンドを始めます。ワンスルーでのラウンド後、だいたい11時にはホールアウトしますが、それから練習場で再びボールを打ちます。その日のラウンド内容を分析したり、スイングチェックをしたりしてからランチです。ランチ後も練習場でボールを打ち、夕方はトレーニングです。
- それを1カ月も繰り返す? 大変そうに感じます。体が持たない…。
李キツイというよりも毎日同じことの繰り返しなので飽きてしまいますね(苦笑)。ツアー連戦の繰り返しとは違って、合宿での練習は同じパターンばかりで集中しづらいんです。
- どのようにして練習にアクセントをつけるのですか。
李レッスンですね。自分では見えてない部分を矯正してもらったり、新しい情報をもらったりすることで刺激を受けます。ここが直っていない、違っていることがわかりますからね。
それとスイングの悩みを解消するのにトレーニングも効果的です。イメージしたようにスイングできないのは体のどの部位がどうだからだと認識することができ、スイングとトレーニングを並行して行うのは、とっても勉強になります。
- オフシーズンにスイングをマイナーチェンジすることはありますか。
李ゴルフスイングに流行はありますが、そのスイングが自分のイメージしているスイングと合致している部分があれば取り入れることもあります。スイングをより精度の高いものにして行かなければ崩れやすくなる。自分のスイングを自分自身が理解していないと試合で戦い続けて行くのは難しいと思います。
- 今季の目標を教えてください。
李優勝ですね。昨年はショートゲームが良い時と悪い時のギャップが大きかったので、その差を埋め、安定したプレーができるように合宿で集中的に練習したいとも思っています。
- ショートゲームはスコアメイクのカギと言われますからね。昨年は黄金世代といわれる若手選手が活躍した一年でしたが、若手台頭に焦りを覚えませんか。
李若手選手の活躍でツアーが盛り上がり、面白味もアップして人気が一段と高まりました。私自身も一緒にプレーしていて楽しいです。まったく焦りなどありません。
- 飛ばす選手も増えて来ていますよね。
李本当ですよね。増えましたよね。飛距離も魅力ですが、私はショットの正確性の方が大切だとは思います。
- 最後に、開幕戦での優勝争いを期待してもよろしいですか?
李そうなれば最高ですが、まずは一年間コンスタントな成績を挙げ続けられるようにしたいですね。
- 新しいオノフ赤ドライバーで好スタートが切れることを願っています。
李有り難うございます。心強い味方が誕生したのは本当に嬉しいです。頑張ります。