2019.05.17
チームオノフの浅地洋佑が歓喜の雄叫びをあげた!
今季国内男子ツアー第3戦目の「アジアパシフィック オープンゴルフ チャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフ」最終日。2位に1打差を着けての通算4アンダー単独首位からスタートした浅地は、難しいコースコンディションの中、粘りのゴルフでパーを積み重ね、1打差を守り切り、プロ転向8年目で念願のツアー初優勝を飾った。この優勝で今季目標に掲げていたツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズ」の出場資格とともに、アジアンツアーのシード権、7月に北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGCで開かれる世界メジャー最終戦「全英オープン」の出場権も獲得。世界の檜舞台に立つ扉をもこじ開けた。そんな大きな一勝を挙げた浅地に試合を振り返ってもらった。
- 念願のツアー初優勝、おめでとうございます。マンデートーナメントから勝ち上がっての優勝はツアー史上6人目の快挙となりました。
浅地ありがとうございます。多くの方々に支えられ、応援して頂いたお陰だと本当にそう思います。
- ゴルフの調子が良かったから試合に出たかった?
浅地はい。ショットが上り調子で曲がる気がしませんでしたし、パットの調子も良かったんです。それがマンデートーナメントをトップ通過という結果にもつながったのだと思います。
- その好調さを本戦でもキープし続け、第1ラウンドは2アンダーの4位タイ。第2ラウンドでは1オーバーで6位タイに順位を落としたものの上位で予選通過。第3ラウンドでは3アンダーの好スコアを出して単独首位に立ちました。通算4アンダーで自身初の最終日最終組、単独首位からのスタート。1打差を死守してのプレーは相当のプレッシャーを感じたでしょうね。
浅地どう表現していいのか…。本当によく頑張った、崩れずによく頑張ったと自分に言いたいですね。バンカーショットとパットが最高に良かったから勝てたのだと思います。
- 最終ラウンドは1パットでのパーセーブが10ホールでした。
浅地前半はショットが良かったものの、後半に入ってからは、自分では感じてはいませんでしたが、緊張感からか体が思うように動かず、ショットラインよりも右へ打ち出してしまうことが多くなってしまいました。
- それでも1打差を堅守して最終のパー4ホールを迎えました。2打目はグリーン奥のバンカーに捕まってしまいましたが、絶妙のバンカーショットでカップまで2メートルに寄せました。その時の心境は?
浅地今週はバンカーショットを結構打っていましたし、感覚がすごく良かった。それもあって、止まるイメージで打ったら、本当に止まってしまって…(苦笑)。
(ウイニングパットとなる)パーパットは下りのフックライン。たとえ外して2パットのボギーでもプレーオフ。とにかく3パットだけは避けたかったので、タッチを合わせることだけを考えてパットに臨みました。さすがに手は滅茶苦茶震え、パターを手にしている感覚さえありませんでした。上りのラインだったら外していたかも知れません。
サンデーバックナインに入ってからは、もっと緊張すると思っていたのですが、それほどでもなかったというか、むしろ優勝争いをしていることを幸せに思う気持ちの方が強かったし、とても楽しかったです。
最終組で、多くのギャラリーの方が声援も送ってくれた。嬉しかったし、大きな心の支えにもなりました。
- この優勝で今年の目標だったゴルフ日本シリーズ出場が確定し、全英オープン出場権も手にしましたね。
浅地次の目標を考えなければなりませんね。世界メジャーは初挑戦になるので、予選通過したいです。
- プロ転向して8年目のツアー初優勝は感慨もひとしおでしょうね?
浅地とにかく(ゴルフを)やめなくて本当に良かったです。母の日に優勝できて最高のプレゼントになったかなと思います。
- これでチームオノフは男女ツアー合わせて今季2勝目です。これからも勝利数を重ね続けてください。さらなる活躍を期待しています。
浅地頑張ります。これからも一生懸命プレーしますので、応援よろしくお願いします。