2020.10.22
オノフ新製品を試打し、チームオノフのプロからレッスンをしてもらえる「ONOFF clubs days 最新クラブを選ぶ日。In Shinjuku」が10月3日、東京・新宿伊勢丹メンズ館屋上の伊勢丹スイング新宿校で開かれた。クラブオノフメンバーが大勢集まり、3密を避けながら熱い一日を過ごした。
試打クラブにはオノフ全製品に当日発売開始となったアイアン2機種、新ドライバー2機種のほか、レディスのカスタムクラブをラインアップ。スイングやショットデータを解析できるトラックマン打席も用意された。
この日はチームオノフの村口史子、飯島茜、浅地洋佑プロの3人がレッスンのために来場。飯島、浅地プロはワンポイントレッスンを、村口プロはパットレッスンを行った。
午後からは新製品試打のデモンストレーションを実施。「トーナメントでも使いたい。完成度の高い仕上がりです」と浅地プロ。飯島プロも「やさしく打てます。アマチュアゴルファーにとって強い味方になってくれること間違いなし」と大絶賛した。
村口プロが、昨年ツアー2勝を挙げた浅地プロにドライバーショットに関してアマチュアゴルファーへのワンポイントアドバイスを求めた。
「グリッププレッシャーを強めないことですね。僕は緩々のグリッププレッシャー、誰かほかの人にクラブを引っ張られたら簡単に抜けるくらい緩く握っています。
グリッププレッシャーを弱めることでトップスイングの位置は深くなり、肩甲骨を使いやすくなります」と浅地プロ。
続いて村口プロはアイアンショットのワンポイントアドバイスを飯島プロに尋ねた。
「構えはもちろん大切ですが、私はスイングの始動を大切にしています。いきなりインサイドへクラブを引いたり、手先だけでクラブヘッドを上げたりしないようにしています。クラブヘッドを20~30センチ真っ直ぐ引く意識でテークバックしています。
ほかには、ダウンスイングへの切り返しでは体重をつま先側に乗せるようなイメージ、足を踏み出すような感覚にしています。前足体重ならクラブは下方へ下りて来ますが、後ろ足(かかと)体重では手先でクラブを振り下ろさなくてはならなくなるからです」。まずは飯島プロ自身がスイングの際に注意しているポイントを披露。ラウンドの際、ボールのライが良くない場合の対処法を話したのだった。
「オープンスタンスに構えることでクラブヘッドを上方から振り下ろしやすくし、ダフリにくい準備を整えます。カットスイングのイメージですね。
フェアウエイバンカーからのショットも同じです。ボールを上げようと煽りスイングをしたらダフリのミスが高まりますが、オープンスタンスでのカットスイングならダフリショットは防げる。グリーンオンは出来なくてもグリーン周りにボールを運べればOKと考えてショットに臨んでいます」。
デモンストレーションの最後に村口プロがアプローチショットを披露した。
「小さい振り幅ですが、終始、左足体重だからボールをしっかりヒットできていますね」と浅地プロが解説。「砲台グリーンのコースで育ったので、上方から打てばボールは勝手に上がる感覚が染み込んだのだと思います」と村口プロ。3人のプロのショットを間近で見たギャラリーたちは大喜びだった。