2020.02.27
昨19年シーズンでのベストテン・フィニッシュ3回を数え、賞金ランキング48位に終わったチームオノフの大城さつき。18年に続いて賞金シードを獲得したものの、念願のツアー初優勝を飾ることは出来なかった。第1ラウンド終了時点でのトップテン・スタートは8回ながら、そのチャンスを生かし切れなかったようにも感じてしまう。「今年こそ!」の思いを強めている大城に今オフシーズンの意気込みと、4月4日発売予定の「オノフ赤」シリーズ最新ドライバーについて尋ねてみた。
- 「オノフ赤」新モデルドライバーには「赤」と「RD5900」がランアップされていますが、すでに試打してみましたか。
大城 はい、何度か打たせて頂きました。両モデルともクラブ性能も進化している!と感じたのが第一印象です。私は、構えた時のクラブの「顔」が一番の決め手なんです。RD5900はシュッした顔で大きさを感じず、ミスヒットしそうにない安心感があり、すぐに気に入ってしまいました。ひとめ惚れですね(笑)。絶対に芯で打てると思わせてくれる。
- 打球感や打球音は如何でしたか?
大城 顔にひとめ惚れしてしまったのですから、他もすべてOKになってしまいますよね。とにかく顔が良すぎてしまって…。
- RD5900にぞっこんですね。
大城 はい(大笑)。とにかく顔が良すぎです。
- 昨シーズンを振り返ってみると賞金シードを2年連続で獲得しましたが、自身としては良い一年でしたか、それとも?
大城
ツアー初優勝を飾れなかったのが悔やまれます。ツアー前半は特にチャンスがありましたからね。それに比べてツアー後半は失速してしまった感が強い。
ですから今シーズンは一年を通じて安定してプレー、成績を残せるようにしたいし、毎年言っているみたいですけど…ツアー初優勝をしたい!です。これが今シーズンの目標です。
- 優勝する難しさは?
大城
第1ラウンドに好スタートを切りながら、尻つぼみの成績に終わることを繰り返してしまいました。飯島茜さんからは「チャージを掛けるタイミングを考えないと」とアドバイスを受けたのですが、今までチャージを掛ける掛けないを考えながらプレーしたことがありませんでした。考え始めたら、もっと分からなくなってしまい、それによってスイングには小さなズレが生じてしまったように思います。
優勝するためには練習するしかない。練習を積み重ねて行くしかありません。
- オフシーズンは徹底的な打ち込みですか。
大城
「オフシーズンにしていたことがツアー連戦の疲れでできなくなっている」という指摘も頂きました。具体的には「振り過ぎになっている」というのです。
自分では疲れているという自覚がありませんでした。これも課題です。
今年は疲労が溜まっても崩れない、乱れないスイング作りをして行きたいです。それと疲れても気持ちが挫けないようにする。フィジカルもメンタルも鍛えないと、と思っています。
- トレーニングは地元・沖縄で行ったのでしょうか。
大城 トレーナーさんと後輩とでグアム島へ渡り、1カ月ほど合宿しました。午前中はトレーニング、午後からショット練習やラウンドをしました。
- 開幕戦は地元開催ですが、今年は残念ながら新コロナウイルス感染拡大を懸念して無観客試合の決断が下されてしまいました。
大城 残念ですが、仕方ありません。応援があるとテンションが高まりますし、沖縄は特に指笛を吹いてくれたり、熱い声を掛けたりしてくれて賑やかで、独特のムードがある。だから地元でのプレーは大好きです。沖縄を元気づけるためにも17年大会(3位タイ)以上の成績を挙げられるように頑張ります。
- 地元でツアー初優勝の念願成就ができたら良いですね。
大城 最高の結果を目指して有意義なオフを過ごせるようにします。
- 応援しています!